XEAD Modelerがソース公開
渡辺幸三氏は、OSSプロダクトXEAD Driverに続いて、 これまでフリーソフトであった、XEAD Modelerも オープンソースソフトとして公開し、V1.R3.M39、2012-02-08日から githubからダウンロードできるようになった。 渡辺幸三氏のホームページhttp://homepage2.nifty.com/dbc/から、 XEAD Modelerのダウンロードページへ進むと、 インストーラのリンク上部にgithubへのリンクhttps://github.com/xeadがある。 Eclipse3.7 Pleiadesでソースからコンパイルして実行できることを確認した。 Eclipse3.7 Pleiades をWinXP Proへ導入する手順と XEAD Modelerをgithubからダウンロードし、 XEAD ModelerをEclipse3.7 Pleiadesを使用してコンパイル実行する手順を まとめたので、興味のある方は参考にしてください。 手順書は、https://github.com/kurokouji/docxead に、 WinXp-Eclipse37.pdf、XEAD-Modeler.pdf の2つのpdfファイルをアップした。 列挙されたファイルネームのリンクをクリックし、 画面右部分にある[Raw]をクリックすることでダウンロードすることができます。 Res_ja.java、Modeler.javaのファイルエンコードの指定と 参照されている、jarファイルのビルドパスを環境に合わせて変更します。 XEAD Modelerは、javaで記述されている。 現在のバージョンは1.3.44では Modeler本体であるModeler.javaと、機能別に10種のダイヤログで構成、 言語別のリソースファイルRes.java、Res_ja.java、Res_ko.java、が主要な構造になっている。 主要なプログラムは、Modeler.javaに記述されている。 Modeler.javaが31,815行、そのうちはじめの4,747行が変数定義という大きなソースである。 データモデルの描画に関する部分が11,950行にあり、親子関係、参照関係、派生関係を 表す曲線の描画の工夫の様子が見られます。 開発ツールに必要な、様々な機能が盛り込まれているので、 自作のツールを作りたい人、Javaを勉強したい人には、 ソースを読み取ることが参考になるでしょう。