DOAの難かしさ

「椿正明が教えるデータモデリングの技」に、DOAの難かしさというコラムがある。
人間にとって
 1.インプット&処理 -> アウトプット
 2.インプット&アウトプット -> 処理
 を比べた場合、1を考えるほうが、2を考えるより容易。

 1がプロセス中心アプローチ(POA)で、2がデータ中心アプローチ(DOA
 1が算術的思考で解けるのに対し、2は代数的思考が要求される。(小学校でなく中学校の思考が必要)
 1は、コンピュータにでも出来る単純な作業、2は人間にしか出来ない高級な作業で、ある程度の訓練が必要。

以上のようにまとめられている。

 渡辺幸三さんのコンセプトウェアを参考に、同じようなデータモデルを自分のシステムに組み込もうと思っても、しっくりこないのは、訓練が出来ていないからなのだ。
これまでの自分の手法に、DOA取り込むことではなく、
思考方法の再構築が必要なことだと思うのだが、これがまた難しい。