LED電球を使ってみた

販売関係のお店では、商品の見映えをよくするために、ハロゲン球を使用することが多い。
20坪程度のお店で、レール式のスポットライト、ダウンライト、間接照明やらで、50W〜60Wの
電球が50〜60個も使用されています。
電球からの発熱が大きく、部屋に熱がこもります。光源からの熱射で暑く、展示している商品も電球焼けして痛んでしまいます。
夏場は、エアコンの効きも悪く、本当にエコに反した状況が現実です。

最近LED電球の値段も下がり、手の届く範囲になってきたので、テスト的に使用してみました。
店舗用のハロゲンは、口金が小さなものが多く、E11、E10が使用されているので、LED電球もそれに対応した規格のものが存在しなければ、置換えは無理です。

機器、電球の組み合わせが、口金の規格、電球の外形や長さ、ネック部分の形状等、最終的には現物あわせで、確認するしかありません。LED電球も放熱に注意が必要です。
LED発光部から口金の間に放熱のための金属部分がありますが、使用時には結構、高温になります。

ダイクロハロゲン 50W形 E11口金 市場価格 700円〜1,500円と
Panasonic LDA6L-E17(電球色相当) E17口金 市場価格 2,770円〜4,500円
を交換してみた感想は次のとおり。

1.発色の感じは電球と変わりません。
2.照明の具合も取り立てて暗くはありません。十分置換えできる明るさです。
3.ハロゲンのフィラメントによる中心部のきわめて強い明るさはありません。
 商品を特別に際立たせるためのスポット的な明るさは発光レンズ表面に乳白色の
 フィルタが着いているため有りません。

注意事項としては、もともとのソケットはレール式でE11口金だったので、そのまま交換はできず、
ヤザワ スポットライトショートE17白40W用(電球付属なし) LCX4024WH 市場価格 800円〜
のレールソケットを使用して取り付け比較しました。

交換の際には、電球とソケットの両方購入する必要があるかもしれません。

寿命、費用、電気代を合わせて考えると、交換してみる価値はありそうです。

実際の電気代の変化等は、またの機会に。