VIA ARTiGO A1100を入手

小型パソコンというよりもEmbedded機と考えたほうが正解かも。

理由は、VIA ARTiGO A1100のみでインストールを完結できない。

組み立てのため用意したディスクはCFDのCSSD-SM32NI、
メモリはCFDのD2N800CQ-2GLZJ

組み立て後、Windows XP ProをインストールするためUSB接続のDVDドライブを
接続したが、BIOSを変更しても、USB-DVDから起動することはできなかった。
BOOTの選択肢に、ネットワークブートとディスクブートしかない。
USBメモリはディスクとしてブート可能。

VIAのサイトA1100紹介ビデオの最終部分で組み立て後、
Windows7をUSBからインストールする映像が流されていたが、
USB接続の光学ドライブはインストールには使えないよという
メッセージなのだろうか。

Windows XP ProをUSB-メモリからインストールする方法もネット上では、
見つけることは可能だが、結構手間が掛かりそう。

私が実行した方法は、インテル製Mini-ITXD510BOXにSSDを接続し、
USB-DVDからWindows XP Proを一旦インストールする。
インストールが終了したら、D510BOXからSSDを取り外し、
VIA ARTiGO A1100に接続する。

VIA ARTiGO A1100の電源を起動すると、
不足のドライバのインストールウィザードが起動するが、
Windows XP Proは一応起動するので、
順次、ARTiGO A1100のドライバをインストールする。

注:実験および応急措置としての手段として考慮願います。
    保証するものではありません。

同じSSDでのA1100動作速度は体感的にD510BOXの半分程度。
起動時間は、電源ONから、D510BOXは23秒、A1100は41秒程度。
Windows XP Pro起動時にプログレスバーが表示されるが、D510BOXは2.5回、
A1100は5.5回。

気になっていたVIA ARTiGO A1100の冷却ファンの音は、個人差もあると思うが、
気になるかならないか境目くらいです。

アルミ筐体とファンで冷却効率が良いようで、筐体を手で触れても熱さは感じない。
電源をつけっぱなしで夜帰り、朝エアコンのかかっていない事務所に来たときでも
ほんわかと温かみを感じる程度で熱いということはない。

費用対効果から考えると、国内実勢価格\36,000円は、そこそこの性能と、
小さいサイズで、まあまあのお値段でしょう。
国内での価格が$243×85円=\20,655円に限りなく近づいて、
入手できれば大変幸せだと思います。

注:インストールしたWindows XP Proは、32Bitバージョンです。