DOA+コンソーシアム

自分がDOAというキーワードがあることを知ったのは、2009年の年末。

Web上で資料を検索している中で、DOA+コンソーシアムなるホームページを
見つけた。入手したDOA関係の本の著者がメンバーとして登場している。


2004〜2006年に盛んに活動されていたようで、活動記録の閲覧や当時の資料をダウンロードできる。
このころからデータ中心システムを世間では論じられていたのかという驚き、
自分は、ミドルウェアコンポーネントに振り回され無駄に人生を消耗してきたように思う。

DOA+コンソーシアムは、DOAの普及を目的に活動しているようだが、その普及状況は思っているほど普及されていない。

最近、DOA+の顧問の方やDOA+でパネリストとして活動された方とお話しする機会があった。

DOAをもっと普及するにはどうしたらいいんでしょうと問われたのですが、私は次のように思っています。

物事の確立と普及には時間のギャップがあると思う。
私は零細事業者として、上流も下流もなく全て自分でやらなければならないので、
動いてなんぼのPOAで構築することしか知らなかった。

携わっている複数のプロジェクトを何とか管理しやすくしたいと思い、何らかの手法を探していたところにDOAを知り
勉強中なのですが、DOA+のメンバーはもともとPCレベルのエンジニアではなく、汎用機やオフコンにかかわってこられた方々で、
恵まれた環境で開発することが出来た方々だから、早い段階でDOAを意識できたのではないだろうか。

パソコンの販売台数が飽和領域に達するほど世間にPCが普及し、高機能のオープンソースRDBMSが利用できるようになった今からがDOAの本当の普及時期だと思います。