rmenuのお披露目を第18回関西IT勉強宴会で行います。
rmenuのお披露目を第18回関西IT勉強宴会で行います。
参加申し込みはこちらから
http://atnd.org/events/31385
当ブログ管理者は、rmenuのデバッグとドキュメント整理でお手伝いさせていただいています。
「rmenu サンプルソフト説明」のテーマで発表させていただきます。
rmenuの特徴
rmenuのメリット
1.動的フレームワークのrubyによる実装である。この手法は、汎用機からPCまで、OS言語を問わず実装が可能である。
2.軽い。MVCモデルとして実装され、コードの量も少ない。
3.DB処理のハンドリングを自動化することが重要な目的、ビジネスルールに集中してシステム構築ができる。
4.オープンソース、すべてがテキストで表現される。怪しくないし、ユーザー自身で修正が可能。
5.単体テストが可能で、影響する範囲が特定できる。
6.rubyで文字コードUTF-8で統一して処理するため、テーブル名、フィールド名に全角文字を使える。
海外製のフレームワークでは、半角英数のみしか使えないため。システムを置き換えたいときなど、
テーブル名の変更、プログラム、SQLの変更等無駄な工数が生じる。または、置き換えを見送らざるを得ない。
rmenuのデメリット
1.基幹業務を対象領域としたDSLなので、利用するためには言語習得の学習時間が必要。
2.機能ファイルが分散されているので、関連ファイルの地図ができないと混乱してしまう。
4.直感的にイメージしにくい。
何でも簡単にできます的なツールがありますが、パターンが決まっている場合が多く
少し外れたことを仕様とすると、制約ばかりで制約回避に骨が折れます。
自由度をあげるためには、機能を適切に分割し何パターンかの組み合わせで
要望を実現できるような仕掛けが必要、例外処理を許す仕掛けが必要なことは想像できる。
rmenuを理解、習得したときに得られること
動的フレームワークの手法を身につけることで、どのような言語でも、OSが変わろうと、時代が変わろうと、
計算機のインターフェース手順、(リクエストとレスポンス)が変わらない限り有効でしょう。
手法をもとに、最新の技術のおいしいとこ取りができるようになります。
下地氏は電算機業界で、40年この手法で活躍されています。
60歳になり、この業界への恩返し、技術継承のためにrmenuをオープンソースで公開することにキックオフしました。
基幹業務のシステム構築には経験と深い配慮、広い知識、豊かな人間性が必要といわれています。
rmenuは、開発途上ですが長い実績のある動的フレームワークです。
この動的フレームワークを自分自身の道具として、システムを効率的に構築する。
その役に立てれば幸いです。
より速い期間で完成度をあげ、実システムで運用し、ドキュメントを整理したいと思っています。
ぜひ、第18回関西IT勉強宴会 2012-08-24(金)18:30 大阪でお会いしましょう。