「フレッツ 光ネクスト」の基本セッション数

2拠点間をIPsecで接続するため慣れないルータと格闘していた。

通常、ネットと接続するだけならプロバイダからの動的IPで問題はないのだが、
IPsecでは、接続に固定IPが必須なことは判っていても無駄な金は使いたくない。

動的IPでも間違いなくつながることが確認できたら、固定IPの契約をしようなんて、
「卵が先か、鶏が先か」のようなジレンマに陥る。(セコイ)

複数の拠点を走り回り、ガソリン代と思うようにならない虚しさを費やした。(もったいない)

回線の組み合わせが、adsl<->adsl、光<->adsl、光<->コミュファ光、と変わるたびに、
問題発生。

メールで師匠に質問しつつ、NTT、ルータメーカのサポートに問い合わせつつ、

並んだ針に糸を通すような試行錯誤の繰り返しだったが、何とかコツをつかみ、
テスト環境の構築までたどり着いた。

正常につながるconfig設定が整理でき、追加で固定IP(i-revoで月額525円)を取得した。

 従来のプロバイダの動的IPと、新規に取得した固定IPを、2台のルータにそれぞれ設定する。

今回導入した「フレッツ 光ネクスト」 ファミリー・ハイスピードタイプの特徴は、

通信速度最大200Mbps、基本セッションが2セッションとなっている。


導入により、ひかり電話ルータ(PR-S300NE)が設置された。
PR-S300NEは、工場出荷状態で、PPPOEブリッジ設定になっているので設定はいらない。
PR-S300NEはLANポートが、4端子用意されているので、
2台のルータのWAN側を、PR-S300NEのLANポートへと接続する。

設定が正しければ、2台のルータのLAN間でIPsecが利用できる。

テスト用のPPPoEサーバを立てなくても、NTTの回線でテストができる。

運用状態の設定が終われば、現地で接続すればよい。

「フレッツ 光ネクスト」では、オプション(月額315円)(工事費2,100円)でセッションを追加でき、
5セッションまで利用可能。(フレッツ 光ネクスト ビジネスタイプは6セッション以上も可能)。
安くて、速い、インフラの普及のおかげでメンテナンスが楽になりそうだ。

ちなみに、フレッツADSLでも平成15年から基本2セッション使えたらしい。(知らぬが仏)